新潮社が運営するオンライン教養講座
11月28日(木)に甲谷允人講師がオンラインイベント「毎日ことばplus ことば茶話」にゲスト出演します!
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前半は主に新潮社の伝統的な組版ルールの具体例をおさらいし、後半は写真やキャプションを多用するビジュアル本作りの歴史から誌面校閲の留意点までにも言及した2部構成でお話しします(社内勉強会「DTPゲラ校閲の留意点」より抜粋したカリキュラムです)。伝統的な新潮社の組版についてセミナーや執筆活動なども行ってきたベテラン書籍編集者で現在は社内のDTPを請け負い、社内勉強会も行うデジタル編集支援室長が講師を務めます。
端正かつ読みやすい版面を仕上げるには厳しい決まりごとがあり、この例に漏れず新潮社の出版物にも厳密なルールが存在します。活版、電算写植時代とは違うデジタル組版を知り、ビジュアル誌面の特徴や、台割の仕組みを知ることで、編集、校正など仕事の効率も格段に上げることができます。「誌面」に携わるすべての方にためになる講座です。
※本講座は2000年1月~新潮講座「新潮社の組版講座」の内容をアップデートしたものです。
【こんな方々にお勧めの講座です】・広報誌から同人誌まで「誌面」に携わるすべての方・校閲者、校閲者を目指す方・編集者(書籍/雑誌)、ライター業の方
●組版講座〈Vol.2〉ビジュアル誌面の留意点――本作りの魂は細部に宿る ●講師:金川功(新潮社デジタル編集支援室長)●収録時間 約90分●料金 税別3500円(税込3850円)※講義資料はPDFダウンロードでの提供です。B4×31ページ(オールカラー)
●紙の資料をご希望の方:資料郵送版もございます。税別4500円(税込み4850円)【重要】資料郵送版をご購入の際には、必ずマイページよりご住所を登録して下さい。ご住所の登録が無い場合は資料を発送できません。テキストはお申込み後、弊社でご入金が確認でき次第(土日祝日を除き)2営業日以内に、弊社(東京都新宿区)発送の「ゆうパケット便」(追跡可能便)でお送りいたします。概ね差出日の翌日、翌々日にはお届け致します。離島など遠方の場合などは数日~1週間程度要します。
●販売期間 受講した講義のアーカイブ動画は原則として何度でも視聴可能です(学習期間の制限なし)。販売終了日未定(※各講座には公開期間が設定され、順次、配信されます)
① 資料ダウンロード版をご購入の方は右の黒いボタン「組版講座Vol.2資料.pdf」(10.8MB)からダウンロードできます〈B4×31ページ(オールカラー)〉。②オールカラー資料郵送版をご購入の方は、ご入金が確認でき次第(土日祝日を除き)2営業日以内に、資料を郵送致します。
・Vol.1「新潮社の組版ルール」 のおさらいと補足 ・校閲部基本マニュアル ・組み方の体裁 ・講師が心がけていること/理想的な組版とは?/究極は・活版からDTPへ。校了データの保管形式の遷り変わり ・活字 ・紙型 ・写植・判型について・判型を決める・台割りを作る ・台割の例 ・とんぼの本を作る・横書きの文字詰め・参考例ほか
出版社にはそれぞれ組版について、独自のハウスルールを持っています。中でも新潮社の組版は、他社の編集者が見本にするくらい、業界内でも評判の美しい組版として知られてきました。ルールのひとつひとつを取り上げると、ごく当たり前のことばかりですが、その背景には、「見た目に美しい」ことはもちろん、なにより「読みやすい」版面を構築するために、編集者、校閲者が100年にわたって積み上げてきた経験値が凝縮されています。
活版、写植、電算写植、CTPという時代を経て、DTPによって編集者自身が組版を手掛けることになった今、これまで印刷所任せにしてきた組版の「責任」が編集者自身の手に委ねられることになりました。ソフトの進化で、素人でも簡単に組版ができるようになったとはいえ、やはりそこには長年培われた「経験値」と「技術」、そして「美意識」も求められます。また、失敗した具体例を見ながら、DTPならではの「落とし穴」を検証してみます。
講義をお聴きになった感想や、講師への質問などございましたら、「新潮社 本の学校」運営メール送信フォームより、お気軽にお寄せ下さい。
https://tayori.com/f/kwkm
※クーポン発行されている場合、銀行振込希望のお客様はご利用いただけません。
組版講座――本作りの魂は細部に宿る(旧:新潮社の組版講座)ラインナップ〈Vol.1〉新潮社の組版ルール/DTPゲラ校閲の留意点〈Vol.2〉ビジュアル誌面の留意点【大判カラー資料あり】〈Vol.3〉美しい版面を作るために/InDesign組版の手順〈Vol.4〉初心者のための『本造事始』
1959年和歌山県生まれ。新潮社入社以来、「芸術新潮」「SINRA」「とんぼの本」など一貫してビジュアル関連の雑誌、書籍の編集に携わる。同社企画編集部では写真集や画集などビジュアル関連の書籍を中心に編集。2005年頃から現場にInDesignを導入し、編集者自身がDTPに携わるワークフローを構築。DTPによる書籍編集や組版について、社内外を問わず、伝統的な新潮社の組版についてのセミナーや執筆活動なども行っている。現在は営業部デジタル編集支援室長として、新潮社の書籍のDTP組版を指導しながら請け負う。
※「本の学校」は (株)今井書店の登録商標です。「新潮社 本の学校」は、同社およびNPO法人本の学校の了解を得ています。 NPO法人本の学校は「知の地域づくり」をコンセプトに、市民の読書推進や図書館づくりの運動と、書店をはじめとした出版産業で働く人々の研修などを通して、本と出版の未来をより豊かにすることを目的に活動しています。
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