組版講座〈Vol.2〉ビジュアル誌面の留意点【大判カラー資料あり】

サンプル動画

概要

活版時代から120年以上脈々と受け継がれる
「心地よく読み進められる」新潮社の本には、
数々の知識と経験、職人技が宿っています。

●組版講座――本作りの魂は細部に宿る  〈Vol.2〉ビジュアル誌面の留意点
●講師:金川功(新潮社デジタル編集支援室長)
●収録時間 約90分
●料金 
①資料ダウンロード版:税別3500円(税込3850円)※資料はB4×31ページ(オールカラー)
②資料郵送版:税別4500円(税込み4850円)
【重要】②資料郵送版をご購入の際には、必ずマイページよりご住所を登録して下さい。ご住所の登録が無い場合は資料を発送できません。テキストはお申込み後、弊社でご入金が確認でき次第(土日祝日を除き)2営業日以内に、弊社(東京都新宿区)発送の「ゆうパケット便」(追跡可能便)でお送りいたします。概ね差出日の翌日、翌々日にはお届け致します。離島など遠方の場合などは数日~1週間程度要します。
●販売期間 受講した講義のアーカイブ動画は原則として何度でも視聴可能です(学習期間の制限なし)。販売終了日未定(※各講座には公開期間が設定され、順次、配信されます)

【内容豊富なカラー版の資料付き】
①   資料ダウンロード版をご購入の方は右の黒いボタン「組版講座Vol.2資料.pdf」(10.8MB)からダウンロードできます〈B4×31ページ(オールカラー)〉。
②オールカラー資料郵送版をご購入の方は、ご入金が確認でき次第(土日祝日を除き)2営業日以内に、資料を郵送致します。

前半は主に新潮社の伝統的な組版ルールの具体例をおさらいし、後半は写真やキャプションを多用するビジュアル本作りの歴史から誌面校閲の留意点までにも言及した2部構成でお話しします(社内勉強会「DTPゲラ校閲の留意点」より抜粋したカリキュラムです)。伝統的な新潮社の組版についてセミナーや執筆活動なども行ってきたベテラン書籍編集者で現在は社内のDTPを請け負い、社内勉強会も行うデジタル編集支援室長が講師を務めます。原寸大の組見本や実例など豊富なカラーの資料をお見せしながら、分かりやすく解説します。※本講座は2000年1月~新潮講座「新潮社の組版講座」の内容をアップデートしたものです。

 端正かつ読みやすい版面を仕上げるには厳しい決まりごとがあり、この例に漏れず新潮社の出版物にも厳密なルールが存在します。活版、電算写植時代とは違うデジタル組版を知り、ビジュアル誌面の特徴や、台割の仕組みを知ることで、編集、校正など仕事の効率も格段に上げることができます。「誌面」に携わるすべての方にためになる講座です。

「新潮社の組版のはなし」 文・金川功(組版講座講師)
出版社にはそれぞれ組版について、独自のハウスルールを持っています。中でも新潮社の組版は、他社の編集者が見本にするくらい、業界内でも評判の美しい組版として知られてきました。ルールのひとつひとつを取り上げると、ごく当たり前のことばかりですが、その背景には、「見た目に美しい」ことはもちろん、なにより「読みやすい」版面を構築するために、編集者、校閲者が100年にわたって積み上げてきた経験値が凝縮されています。

活版、写植、電算写植、CTPという時代を経て、DTPによって編集者自身が組版を手掛けることになった今、これまで印刷所任せにしてきた組版の「責任」が編集者自身の手に委ねられることになりました。ソフトの進化で、素人でも簡単に組版ができるようになったとはいえ、やはりそこには長年培われた「経験値」と「技術」、そして「美意識」も求められます。また、失敗した具体例を見ながら、DTPならではの「落とし穴」を検証してみます。

講義をお聴きになった感想や、講師への質問などございましたら、「新潮社 本の学校」運営メール送信フォームより、お気軽にお寄せ下さい。

https://tayori.com/f/kwkm

組版講座――本作りの魂は細部に宿る(旧:新潮社の組版講座)
今後のラインナップ
〈Vol.1〉新潮社の組版ルール/DTPゲラ校閲の留意点【動画準備中】※2022年3月17日新潮講座神楽坂教室にて開講
〈Vol.2〉ビジュアル誌面の留意点【公開中】
〈Vol.3〉新潮社の美しい組版とその歴史
〈Vol.4〉初心者のための「本造事始」

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