第3回 すべての小説にどんでん返しを【着想を活かすフレームワーク講座】

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テーマをたどる道筋にあるべき「物語のドンデン」とは?

第3回 すべての小説にどんでん返しを

●講座名 【着想を活かすフレームワーク講座】第3回 すべての小説にどんでん返しを

●収録時間 約66分

●料金 税別2400円(税込2640円) ※レジュメ資料(A4×4枚)は購入済みページよりダウンロード可能です。

●販売期間 販売終了日未定(※5連続講座ですが個別受講が可能です) 

〇講座概要

本シリーズ講座では、【創作のフレームワーク】に注目。このフレームワークは書き手の自由な発想を閉じ込める鋳型ではなく、プロットに組み込むことで着想を活性化したり、いいところで封印したりできる抜き型やクサビのようなもの。数多の作家に伴走してきたベテラン編集者から書き手の皆さんへ、あなたの小説の面白さを凝縮させる仕掛けの具体的なご提案です。

〇内容紹介

「どんでん返し」はミステリ小説の専売特許ではありません。そもそも「ドンデン」とは、舞台装置の大転換を示す用語として江戸時代から使われていたもの。ラストの卓袱台返しに限らず、物語上の大きな転換という原義に立ち返るなら、それは小説の展開が起伏に富んでいるということです。

古今東西、読み手の心を掴むエンタメ作品は、すべからく「どんでん返しのフレームワーク」を備えています。講義では、まずドンデンを三類型に分け、その特徴と効果的な活用法、注意点などを解説します。変化をつけようとするあまりにプロットが複雑化し、登場人物たちの関係が錯綜したり、緩急の繰り返しで新鮮味が失われたりしては、せっかくの工夫も台無しです。学びの手本として、実社会をリアルに描いた純文学や時代小説シリーズまでをカバーし、攻守ところを変える人間ドラマや価値観の転換を促す作品を幅広くラインアップしてみました。さまざまな迷い道を経てテーマへとたどりつくまでの小説のうねりを意識しながら、読者の心を揺さぶる物語を紡いでみましょう。

   <レジュメの大見出し抜粋>

〇どんでん返しの目的とは

〇ドンデンの原義に遡ると

〇広義ドンデンの三タイプ

〇プロットの複雑化には要注意

〇実作に学ぶドンデン

〇巨大なパラダイムシフトの諸相

〇テーマに至る迷い道

〇各講紹介(2024年4月より毎月中旬に順次配信予定)

第1回 タイムリミットで高まる小説のボルテージ

第2回 「密室性」の見立てで際立つ人間ドラマ

第3回 すべての小説にどんでん返しを

第4回 偶然と必然の境界線で

第5回 新たな話型を模索する

※構成、視点と人称、人物造形、テーマの深め方などについて、論理的に理解するための【小説新人賞に挑む!全技法徹底分析】(全十二講を配信中)、古今東西の名作の数々を読み解きながら学ぶ【小説新人賞を獲る!超実戦アプローチ】(十二回分を配信中)のほか、実践問題を交えた【エンタメ小説のための文章読本】(全六章)も佐藤講師が担当しています。補完的な内容ですので、ご興味があればあわせてご視聴ください。

▼△「小説新人賞に挑む! 全技法徹底分析(全十二講)」プレイリスト➡https://bit.ly/3GQDlC2

▼△「小説新人賞を獲る! 超実戦アプローチ」(12回公開)プレイリスト➡https://bit.ly/3w1Ia54

▼△「エンタメ小説のための文章読本」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/xECz6xtqmh0

【参考書】 

2022年9月刊行の新書も講座のご参考となります。

長らく小説創作講座で講義・実作指導をしてきた経験が活かされた一冊です。

佐藤誠一郎 『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』 | 新潮社

(shinchosha.co.jp)

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