第四回 インテリジェンス小説の勘所【小説新人賞を獲る!超実戦アプローチ】

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概要
【プレイリスト】(https://bit.ly/3w1Ia54)で本シリーズの配信一覧が表示されます。

名手が描く人間と社会。ジャンル不問の小説作法を伝授!
第四回 インテリジェンス小説の勘所

●講座名【小説新人賞を獲る! 超実戦アプローチ】第四回 インテリジェンス小説の勘所【課題図書:『裂けた明日』佐々木譲(新潮社)】
●収録時間 約97分
●料金 税別3500円(税込3850円) ※資料代(A4×4枚)
●販売期間 販売終了日未定(※各講座には公開期間が設定され、順次、配信されます)

 書く技術の向上に不可欠なのは、優れた作品を分析的に読み、「テクニックやテーマの深め方」を学びとること。古今東西の名作や話題作を具体的に読み解きながら、その応用のコツまで伝授します。長らく新人作家の発掘と育成に携わった名編集者の手引きで、最終選考に残る小説へと自作を磨き上げましょう。

〇内容紹介
「インテリジェンス小説」を取り上げると、「自分の書きたい作品とはジャンルが違う」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、本講座でアプローチするのは、優れた作品から学び得る「小説の技法やテーマの深め方」です。長年にわたり第一線で活躍されている作家・佐々木譲さんの小説『裂けた明日』には、現代日本社会を舞台に小説を書くのであれば、ジャンル不問で押さえておきたいポイントが数多くあります。インテリジェンス小説の鍵を握るのは、一般的な人間関係や金銭なども包括する広い意味での「情報」。第5回は、ストーリーラインと密接に関わる人間関係の変化、リアリズムを感じさせるディテールの描き方、舞台設定の工夫などを、時代を捉える作家の手腕に学びます。
ミニコーナーのうち、【小説を書くための地肩を作る本】でご紹介するのは、オピニオン誌「選択」編集部による『日本の聖域』シリーズ。調査報道にも目配りしておくことは、リアルな社会背景のもとで類型的でない人間ドラマを描く力を養います。【語るための技術をマスターしよう】では、「視点と人称」の理解にも役にも立つ「ロンド形式」を取り上げます。
※毎回、コラム的なミニコーナーを2本ご用意しています。【小説を書くための地肩を作る本】は創作のための基礎体力を養い、レファレンスを豊かにする読書ガイド、【語るための技術をマスターしよう】では、小説を書く上で理解し、身につけておきたい用語・用法を解説します。
※より入門的なコースとして、12回の連続講座でエンタメ小説の「決まりごと」をお伝えする「小説新人賞に挑む! 全技法徹底分析」もご用意しています。補完的な内容ですので、ご興味があればあわせてご視聴ください。

〇各講紹介&配信リスト(プレイリスト
第一回 繰り返しながらテーマを転がす
課題図書『ハツカネズミと人間』スタインベック/著、大浦暁生/訳(新潮文庫)
第二回 ジレンマは進化する
課題図書『沈黙』遠藤周作(新潮文庫)
第三回 「七つの大罪」から発想する
課題図書『蒲生邸事件』宮部みゆき(文春文庫)
第四回 インテリジェンス小説の勘所
    「情報」の扱いに長けたインテリジェンス小説からの学びは汎用性高し!
    現代日本社会を描く際に、ジャンル不問で応用できる「6つの法則」を紹介します。
課題図書『裂けた明日』佐々木譲(新潮社)
※※本サイトで講師との創作をめぐる対談も無料視聴いただけます。

第五回 時代小説として「昭和」を描く
課題図書 『罪の轍』奥田英朗(新潮文庫) ※2022年12月文庫化
※参考図書として『誘拐』本田靖春(ちくま文庫)、『望みは何と訊かれたら』小池真理子(新潮文庫)などもご一読いただくと理解が深まります。
第六回 語り部のいる物語(3月配信予定)
課題図書 『朗読者』ベルンハルト・シュリンク/著、松永美穂/訳(新潮文庫)
第七回 テーマを可視化する
課題図書 『サクリファイス』近藤史恵(新潮文庫)
※第八回以降の講義テーマや課題図書は順次、ご案内していきます。

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