第九講 キャラクターにもダイナミズムを!【小説新人賞に挑む!全技法徹底分析】

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概要
【プレイリスト】(https://bit.ly/3GQDlC2)に本シリーズ講座が一覧表示されています。

その登場人物は、物語の流れとともに生きていますか?
キャラクターの変容、ダイナミズムが読者の心を掴みます。

●講座名 【小説新人賞に挑む!全技法徹底分析】第九講 キャラクターにもダイナミズムを!
※シラバスに記載の「第八講」「第九講」の内容は、連続する二講座で混在するかたちで講義されます。まず「第八講」は基本の【設定編】(詳細は下記レジュメ見出し)、続いて「第九講」の【変容編】へと続きます。
●収録時間 約108分
●料金 税別3500円(税込3850円)※資料代(A4×6枚)込み。改訂版シラバスとともに購入済みページよりダウンロード可能。
●販売期間 販売終了日未定(※各講座には公開期間が設定され、順次、配信されます)

 小説の構造分析から導き出す、実践的創作講座です。エンタメ小説の書き方には客観的な「決まりごと」が実はあるのです。編集者キャリア40年。数々の名作・ベストセラーを生み出し、出版界にその名が轟く伝説の編集者が、技法のすべてを授けます。初心者はもちろん、執筆に悩み、挫折しそうな方も是非!

〇内容紹介
第八講【設定編】で生み出したリアリティのあるキャラクターたちは、物語のなかでどのように変化するのでしょうか。第九講【変容編】では、小説に不可欠な「キャラクターのダイナミズム」について解説します。変化には進化もあれば退化もある。そして、それは一人のキャラだけで完結するものではなく、登場人物たちの関係、パワーバランスの移り変わり、作品テーマの深まりなどとも密接に相関します。講義では、著しくIQが変化するキャラの一人称叙述が見事な『アルジャーノンに花束を』をはじめとする名作の数々を紹介しつつ、身近な人間関係を描く際にも応用できる「スパイというキャラモデル」、「場」で変化するキャラの多重人格構造、時代を反映する「キャラ変容のあり方」などを具体的に手ほどきします。

名作の書き出しに学ぶコラム「ツカミのある冒頭」、今回のテーマは「癖や特技はキャラそのもの」。導入部にキャラの特技などを置くことで、それぞれに異なる演出効果を上げている三作を紹介します。やってしまいがちな失敗とその解決策をお伝えするコラム「べからずの部屋」は、「季節感がない、時間の経過が示されない」。季節感は「時間感覚」のひとつ。それを盛り込めない書き手は、小説に流れる時間の表現も怠りがちではないでしょうか。移ろう時間をどう描くか、そのコツをアドバイスします。

〇各講紹介&配信リスト(プレイリスト
第一講 新人賞レースに「傾向と対策」があるとすれば
第二講 どんな順序で語ると面白くなるんだろう【構成①】
第三講 「起承転結」はウソかも知れない【構成②】
第四講 誰の視点で書くべきなのか【視点と人称①基礎編】
第五講 視点と人称を自在に操るために【視点と人称②応用編】
第六講 小説を迷走させる「誤解」を解く(旧シラバスより改題、テーマ変更)
第七講 小説指南本には要注意
第八講 キャラクター狂騒曲よ、さようなら【人物造形①設定編】
※第八講で取り上げ告知をしていた『アルジャーノンに花束を』は第九講のなかで解説します。
第九講 キャラクターにもダイナミズムを!(旧シラバスより改題)【人物造形②変容編】
第十講 普遍性から同時代性へ(旧シラバスから改題)
第十一講 テーマは自ら説くものにあらず(旧シラバスから改題)
第十二講 あなたは小説をどう閉じる?(旧シラバスから改題、テーマ変更)
※より応用的なコースとして、毎回の課題図書をテーマで読み解く「小説新人賞を獲る!超実戦アプローチ」も配信中。相互補完的な内容ですので、ご興味があればあわせてご視聴ください。

【サブテキスト】 
2022年9月刊行の新書が本カリキュラムのベースになっています。
長らく小説創作講座で講義・実作指導をしてきた経験が活かされた一冊です。
佐藤誠一郎 『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)

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