新潮社が運営するオンライン教養講座
サンプル動画(2本!)と「新潮社の校閲講座 全プレイリスト」がYouTubeでこちらのリンクよりご覧頂けます。
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概要2017年3月に開講スタート、毎年満席の好評を得ています。いよいよ「新潮社 本の学校」に井上孝夫講師の「翻訳校閲」が登場!
●新潮社の校閲講座〈第6回〉実技編(3)翻訳校閲●講師:井上孝夫(新潮社校閲部元部長)●収録時間 約35分●料金 税別2800円(税込3080円)※資料代(A4×全10枚)込み●販売期間 受講した講義のアーカイブ動画は原則として何度でも視聴可能です(学習期間の制限なし)。販売終了日未定(※各講座には公開期間が設定され、順次、配信されます)
【ご購入ボタン】ご利用登録後、画面中央のボタンをクリックいただくと、「購入画面へ(カード決済)」もしくは「請求書払い(銀行振込)」の支払い選択画面へと進みます。
【資料の内容をご紹介します】・新潮社の校閲講座テキスト 第6回「実技編(3)翻訳校閲(A4×7P)」・外来語・外国語表記クイズ(A4×3P)
本講座では、資料をPDF形式で配布いたします。動画視聴の際には、テキストに則って進行致しますので、データまたは出力物を各自お手元にご用意して頂けますようお願い申し上げます。※本講座は2016~2021年に開講した講座のアップデート版です。
2016年開講の「新潮社の校閲講座」第6回「翻訳校閲」。この回を目当てに受講する方も多く、言語学科出身の校閲者・井上孝夫講師の腕の見せ所のいわば「神講座」です。この人気回からも気軽にご視聴頂きたく、Chapter1 テキスト解説編(約60分3080円税込)、Chapter2 校閲問題解答編(翻訳校閲問題2問つき、訳35分2200円税込)と、ご購入して頂きやすいサイズでご用意しました。校閲者、編集者、訳文を扱う方、翻訳業の方、新潮クレスト・ブックスのような翻訳書を読むのが好きという方……幅広くご受講頂ける「翻訳校閲」の入門編です。
【講義内容】 Chapter1 テキスト解説編は、現在も多言語学習を続ける井上講師が、40余年の校閲者の仕事のなかで培った、訳文や多言語を扱う際に出版校閲の現場で気を付けることや、ためになる知識を分かりやすくお話しします。後半の「外来語・外国語表記クイズ」は、実際の現場でも頻出する語や、多言語知識が盛り込まれており、必見です。
・「翻訳校閲」講座は2017年3月に始まりました・翻訳校閲とはどんな仕事なのか・翻訳のレベルが各段に上がってきた・原文と訳文の間をうまく繋ぐための手助け・我々が提供する商品はあくまでも訳文(日本語)である・校閲者は訳文を読む。そこに、かすかにではあっても齟齬や引っ掛かる表現があれば、原則原文に当たって確認を取る。・講師が実際に出会った例:「聖母マリアの言葉が」という一文が出てきた・調べ物(ファクトチェック)を誰がフォローするか・日本語としての表現チェック・指摘の出し方には気をつけたい・「超訳」、「和臭」の例・「ジョージは娘が急に結婚すると知って、鳶に油揚げを攫われた気分だった」・「フランソワは一文無しになった」・「和臭」がし過ぎず、ニュートラルな表現・ノンフィクションの翻訳でよく見られる原文に無い説明的な文章を地の文に埋め込んで訳す・外国語のカタカナ表記について・「ヴ」(=ウ濁)はなるべく使わないとされているが、実際はかなり使われている・その言葉が、そもそもどういう発音をされているのか・音声学――その国の言葉と日本語との対応が分かると、カタカナ表記のヒントになる・日本人が発音しやすい近似値に収める・フランス語の「火」=feuは?・ハンガリー語の「ありがとう」=Köszönömは?・中国語の場合――北京=ペイチン 「ペイチン」か、「ベイジン」か? ・韓国語の場合
・外来語・外国語表記クイズ① 次の外国語の正しい(原語の発音に近い)形を示しなさい② 次の語は、どう表記するのが適切でしょうか。➂ 次の語は、どれが適切な表記でしょうか。④ 次の英語の読みと、元になった原語の読みを記しなさい
資料は右の黒いボタン「校閲講座_第6回テキスト.zip」(A4×10枚)よりダウンロードして頂き、まず最初に「資料の御案内.pdf」をご高覧下さい。
講義をお聴きになった感想や、講師への質問などございましたら、「新潮社 本の学校」運営メール送信フォームより、お気軽にお寄せ下さい。
https://tayori.com/f/kwkm
新潮社の校閲講座
誤字脱字、事実の誤り……懸命に書いた文章が、それだけで台無しになる情けなさ。それを救うのが校閲のワザ。でもそれはどこで、どうやって学べばよいのでしょうか。お任せください、新潮社の校閲部がその手ほどきをいたします。校閲畑40 余年の講師が、校閲とは何か、どのように行うのか、注意しなければならない点は、などなどを現場の話も交えてお教えします。学生・出版関係者・一般社会人を問わず、どなたでも参加できます。
第1回 校閲とは何か? なんで必要なの?【配信中】第2回 こんな時にミスが生まれる第3回 新潮社の校閲はこんな風第4回 実技編① 原稿合わせ他――校閲するときのチェックポイント第5回 実技編② 素読み――校閲するときのチェックポイント(2)第6回 実技編③ 翻訳校閲
※クーポン発行されている場合、銀行振込希望のお客様はご利用いただけません。
1954(昭和29)年神奈川県生まれ。東京大学文学部言語学科卒業。1976年新潮社入社。2014年まで新潮社校閲部部長。『小説新潮』『新潮』『週刊新潮』『芸術新潮』『FORESIGHT』ほか、ほぼすべての新潮社の出版物に携わる。著書に『その日本語、ヨロシイですか?』、多言語学習愛が詰まった珠玉の一冊『世界中の言語を楽しく学ぶ』(ともに新潮社刊)がある。2016年7月より「新潮社の校閲講座」講師をつとめる。2018年に「井上孝夫の翻訳校閲ゼミ」、2019年より「井上孝夫と語ろう 翻訳のための多言語レッスン」主宰を務める。
※「本の学校」は (株)今井書店の登録商標です。「新潮社 本の学校」は、同社およびNPO法人本の学校の了解を得ています。 NPO法人本の学校は「知の地域づくり」をコンセプトに、市民の読書推進や図書館づくりの運動と、書店をはじめとした出版産業で働く人々の研修などを通して、本と出版の未来をより豊かにすることを目的に活動しています。
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