【後篇】小説のテーマと作家たち【編集者が伝える作家たちの本音】

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創作の原動力、テーマ発掘のタイミングや効果的な提示法とは
【後篇】編集者が伝える、小説のテーマと作家たち

●講座名 【編集者が伝える作家たちの本音】後篇 小説のテーマと作家たち

●収録時間 約65分

●料金 税別2400円(税込2640円) ※資料代(A4×9枚)。購入済みページよりダウンロード可能。

●販売期間 販売終了日未定

 〇講座概要

長年にわたり著名作家たちに伴走してきた編集者が胸に刻んだ、時代を代表する書き手たちの知られざる本音の数々、そこから得た貴重な学びを惜しみなくお伝えする講座です。前篇は「技法」、後篇は「テーマ」にフォーカス。熟達のプロフェッショナルならではの文章術や方法論から、小説のテーマをいかに探し、説得力のあるものとして提示していくかという創作の姿勢まで、皆さんの執筆に役立つ情報が満載です。先人たちの刺激に満ちた言の葉をエールにして、新たな作品の執筆に挑みましょう。

〇内容紹介

大御所たちの先行作が立ちはだかる歴史・時代小説の世界で、デビュー前から地道に取り組んできたテーマ研究の蓄積をベースに、魅力的な新作を次々に発表している安部龍太郎さん。精神科医としての経歴も活かし、ネガティブ・ケイパビリティの理念のもと、じっくりと構想を練り、テーマを深化させて大作を書き上げる帚木蓬生さん。洋の東西を問わず、さまざまな物語を咀嚼し、人の心の「わからなさ」を意識しながら時代と社会を象徴するような作品を世に送り届け続けている宮部みゆきさん。晩年には日本近代史と格闘し、国や組織も有機体として描くというリアリズムの境地に達した船戸与一さん。日本人を等身大で描くことを信条に、挑発的な作品を書いた多島斗志之さん。小説のテーマを効果的に提示する叙述法に草の根ジャーナリズムの視点から大いなるヒントを示してくれた石川好さん……。小説を書く動機、機を捉えたテーマの発掘、説得力のあるテーマ提示の手捌きなどを、創作の現場に立ち会った編集者ならではの視点からご紹介します。

<講義の主なトピック>

作家への助走期間には/テーマ研究の蓄積と挑戦/小説執筆の原動力とは/テーマの発掘と提示/対象を等身大に描く難しさ/テーマの根幹をどう示すか/差別意識を自覚させるには

※構成、視点と人称、人物造形、テーマの深め方などについて、論理的に理解するための【小説新人賞に挑む!全技法徹底分析】(全十二講を配信中)、古今東西の名作の数々を読み解きながら学ぶ【小説新人賞を獲る!超実戦アプローチ】(十二回分を配信中)のほか、実践問題を交えた【エンタメ小説のための文章読本】(全六章)、プロットの行き詰まりを解決する【着想を活かすフレームワーク】講座(全5回)も佐藤講師が担当しています。補完的な内容ですので、ご興味があればあわせてご視聴ください。

▼△「小説新人賞に挑む! 全技法徹底分析(全十二講)」プレイリストはこちら
▼△https://bit.ly/3GQDlC2

▼△「小説新人賞を獲る! 超実戦アプローチ」(12回公開)プレイリストはこちら
▼△https://bit.ly/3w1Ia54

▼△「エンタメ小説のための文章読本」講座の紹介動画(YouTube)
▼△https://youtu.be/xECz6xtqmh0

▼△「着想を活かすフレームワーク」講座の紹介動画(YouTube)
▼△https://youtu.be/KUD-lWyz1ws

【講師プロフィール】

1955年生まれ。編集者。新潮社出版部長、新潮文庫部長などを歴任。「新潮ミステリー倶楽部」他三つの叢書を手がけ、「日本推理サスペンス大賞」をはじめ五つの文学新人賞を立ち上げた。佐々木譲、髙村薫、宮部みゆき等の担当として作家に伴走するとともに、エンタメ文芸を中心に新書、ノンフィクションまで幅広いジャンルを手がける。長らく小説創作講座で添削を含めた指導に取り組んできた経験を活かし、2022年9月、『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』(新潮新書)を刊行。「新潮社 本の学校」でも小説技法や読解的なアプローチ、文章技術の4コースで35講義の動画を配信中。2024年より「さきがけ文学賞」審査員。

【参考書】 

2022年9月刊行の新書も講座のご参考となります。

長らく小説創作講座で講義・実作指導をしてきた経験が活かされた一冊です。

佐藤誠一郎 『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)

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