【エンタメ小説創作講座】書く人のための”発禁”入門 ①筆禍をめぐるドラマ

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筆禍をめぐるドラマは、小説ネタの大鉱脈です。
禁制抑圧が共犯関係を生む内幕を掴みましょう!

●講座名 【エンタメ小説創作講座】書く人のための”発禁”入門①筆禍をめぐるドラマ
●収録時間 約68分
●料金 税別1800円(税込1980円) ※資料代(A4×6枚)。購入済みページよりダウンロード可能。
●販売期間 販売終了日未定

〇書く人のための”発禁”入門(シリーズ講座の概要)
江戸時代の筆禍から戦時下の厳しい言論統制などを経て、あからさまな弾圧こそ影を潜めたものの、権威に対する忖度や自主規制、ネット空間での検閲的な相互監視も蔓延る現代日本。これから小説というメディアでの創作を志すなら、ただ現状をめぐる息苦しさを題材として取り上げるだけでなく、表現の自由そのものが侵された時代を現代の鏡として描く、そんな季節が到来しているのです。その先にはきっと、人はなぜ小説を書くのか、誰のために書くのか、という表現行為の原点につながるテーマも浮上するはずです。
※本講座では幅広い言論分野での創作や出版を抑圧する事象を大きく捉えて“発禁”として扱います。

〇第1回:筆禍をめぐるドラマ(内容紹介)
人は禁じられると抜け道を探すもの。そして禁止する権威が巨大であればあるほど、巧みな抜け道は喝采を浴びるもの。蔦屋重三郎をはじめとする江戸の版元(板元)も、創作表現や出版活動をめぐり、時の政権との攻防戦を強いられました。綱渡りの危うい揶揄を面白がる読者、ウケを狙って書き手を煽る版元、あの手この手を繰り出す戯作者。しかし政権批判をしていた武士は筆を折り、売れっ子の町人戯作者・山東京伝は手鎖に。江戸時代で最も検閲が厳しかった寛政・天保期の書き手たちの戦いぶり、さらに中国の焚書坑儒や文字の獄なども眺めわたし、現代にも通じる普遍的な小説のネタ、人間ドラマを探ります。この機会に小説の持つべき緊張感を根本から問い直してみましょう。

<レジュメの大見出し抜粋>
表現の自由をめぐる戦後日本の「残念」/商業出版と権力の微妙な関係/武家作者への筆禍のハイライト/町人作家のしぶとさに学ぶ/空威張りとしての言論弾圧/筆禍の処罰を巡って/本場中国の禁書に人類の「業」を見る/出版統制が生んだ文芸手法

※構成、視点と人称、人物造形、テーマの深め方などについて、論理的に理解するための【小説新人賞に挑む!全技法徹底分析】(全十二講を配信中)、古今東西の名作の数々を読み解きながら学ぶ【小説新人賞を獲る!超実戦アプローチ】(十二回分を配信中)のほか、実践問題を交えた【エンタメ小説のための文章読本】(全六章)、プロットの行き詰まりを解決する【着想を活かすフレームワーク】講座(全5回)なども佐藤講師が担当しています。補完的な内容ですので、ご興味があればあわせてご視聴ください。

▼△「小説新人賞に挑む! 全技法徹底分析(全十二講)」プレイリストはこちら▼△
https://bit.ly/3GQDlC2
▼△「小説新人賞を獲る! 超実戦アプローチ」(12回公開)プレイリストはこちら▼△
https://bit.ly/3w1Ia54
▼△「エンタメ小説のための文章読本」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/xECz6xtqmh0
▼△「着想を活かすフレームワーク」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/KUD-lWyz1ws
▼△「編集者が伝える作家の本音」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/xECz6xtqmh0
▼△「古典に探る、創作のヒント」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/3Dl7w26uz14
▼△「編集者と学ぶ「歴史・時代小説」のこれから」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/Wq7vXzSqypY
▼△「今、そのアイデアを冒険小説に」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/wOBepmZ3zjU

【講師プロフィール】
1955年生まれ。編集者。新潮社出版部長、新潮文庫部長などを歴任。「新潮ミステリー倶楽部」他三つの叢書を手がけ、「日本推理サスペンス大賞」をはじめ五つの文学新人賞を立ち上げた。佐々木譲、髙村薫、宮部みゆき等の担当として作家に伴走するとともに、エンタメ文芸を中心に新書、ノンフィクションまで幅広いジャンルを手がける。長らく小説創作講座で添削を含めた指導に取り組んできた経験を活かし、2022年9月、『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』(新潮新書)を刊行。「新潮社 本の学校」でも小説技法や読解的なアプローチ、文章技術などのコースで多数の動画を配信中。2024年より「さきがけ文学賞」審査員。

【参考書】 
2022年9月刊行の新書も講座のご参考となります。
長らく小説創作講座で講義・実作指導をしてきた経験が活かされた一冊です。
佐藤誠一郎 『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)

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