【アップデート①】類型的プロットとキャラクター造形【今、そのアイデアを冒険小説に】

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「エンタメの王道フレーム=冒険小説」をアップデート!
今、書かれるべき小説のプロットやキャラ造形とは?

●講座名 【今、そのアイデアを冒険小説に】アップデート①類型的プロットとキャラクター造形
●収録時間 約69分
●料金 税別2400円(税込2640円) ※資料代(A4×5枚)。購入済みページよりダウンロード可能。
●販売期間 販売終了日未定

〇講座概要
「冒険小説=危険を冒す物語」として捉え直せば、それは狭いジャンルに限らず、サスペンスフルな物語の基本形であり、エンタメ系小説の王道フレームといえます。本講座では、従来型の冒険小説の骨組みを押さえつつ、かつてのヒーロー物とは違った、新たな物語の可能性を探ります。

〇内容紹介
まず第一講では、騎士道物語を起点として、探検ものや漂流もの、国際謀略ものなどへと展開した広義の冒険物語の歴史と精神を踏まえ、プロットの基本パターンなどをあぶりだしてゆきます。その限界が見えたところから、現代に書かれるべき「危険を冒す」タイプの小説に求められる要素が具体的に浮上するはずです。主人公となるキャラクターはどうあるべきで、その魅力の鍵を握るものは何か。脇を固めるキャラクターともども、プロットとの関連を見据えつつ、人物造形のポイントを押さえます。また、危機を克服する技能としては、武張ったもの以外にどのようなものが有効か。人間が危機的状況を生き抜くために何を必要とするのか。数々の古典的名作を参照し、「型」を把握することで、そこから離れる術、意外性の演出についてもご一緒に考えてみましょう。

<レジュメの大見出し抜粋>
間口の広さが売りの冒険小説/冒すべき危険のレベルを高める/冒険小説はエンタメ小説の基本形をなぞる/冒険物語の起源から近代まで/個人が活躍する舞台が消えつつある/冒険物語の基本類型/ヒーロー・ヒロイン像が孕む危険/読者と等身大の主人公のいない世界/登場人物の意外な技能でブレイクスルーを

※構成、視点と人称、人物造形、テーマの深め方などについて、論理的に理解するための【小説新人賞に挑む!全技法徹底分析】(全十二講を配信中)、古今東西の名作の数々を読み解きながら学ぶ【小説新人賞を獲る!超実戦アプローチ】(十二回分を配信中)のほか、実践問題を交えた【エンタメ小説のための文章読本】(全六章)、プロットの行き詰まりを解決する【着想を活かすフレームワーク】講座(全5回)なども佐藤講師が担当しています。補完的な内容ですので、ご興味があればあわせてご視聴ください。

▼△「小説新人賞に挑む! 全技法徹底分析(全十二講)」プレイリストはこちら▼△
https://bit.ly/3GQDlC2

▼△「小説新人賞を獲る! 超実戦アプローチ」(12回公開)プレイリストはこちら▼△
https://bit.ly/3w1Ia54

▼△「エンタメ小説のための文章読本」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/xECz6xtqmh0

▼△「着想を活かすフレームワーク」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/KUD-lWyz1ws

▼△「編集者が伝える作家の本音」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/xECz6xtqmh0

▼△「古典に探る、創作のヒント」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/3Dl7w26uz14

▼△「編集者と学ぶ「歴史・時代小説」のこれから」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/Wq7vXzSqypY

【講師プロフィール】
1955年生まれ。編集者。新潮社出版部長、新潮文庫部長などを歴任。「新潮ミステリー倶楽部」他三つの叢書を手がけ、「日本推理サスペンス大賞」をはじめ五つの文学新人賞を立ち上げた。佐々木譲、髙村薫、宮部みゆき等の担当として作家に伴走するとともに、エンタメ文芸を中心に新書、ノンフィクションまで幅広いジャンルを手がける。長らく小説創作講座で添削を含めた指導に取り組んできた経験を活かし、2022年9月、『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』(新潮新書)を刊行。「新潮社 本の学校」でも小説技法や読解的なアプローチ、文章技術などのコースで多数の動画を配信中。2024年より「さきがけ文学賞」審査員。

【参考書】
2022年9月刊行の新書も講座のご参考となります。
長らく小説創作講座で講義・実作指導をしてきた経験が活かされた一冊です。
佐藤誠一郎 『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)

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