新潮社が運営するオンライン教養講座
公式リリース「出版社発のオンライン教養講座の先駆け「新潮社 本の学校」が10月1日で開講2周年を迎えました。オンデマンドとライブ配信で、現代のニーズに即した社会人の学びを提供」をPRTimesより配信中です。
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概要新潮社校閲部の現役の出版校閲者と学ぶ、実技中心の校閲体験講座です。
●校閲体験講座●講師:日埜英気(新潮社校閲部)●収録時間 約90分●料金 税別4500円(税込4850円)※郵送資料代込み。テキストはお申込み日(土日祝日を除きます)翌日に、弊社(東京都新宿区)発送の「ゆうパケット便」(追跡可能便)でお送り致します。首都圏でしたら概ね差出日の翌日、翌々日にはお届け致します。お届け先が遠方の場合、離島などの一部地域の場合などはお届けに数日~1週間程度、要します。●販売期間 受講した講義のアーカイブ動画は原則として何度でも視聴可能です(学習期間の制限なし)。販売終了日未定(※各講座には公開期間が設定され、順次、配信されます)
【郵送資料の内容――豊富な資料と校閲問題の内容をご紹介します】※本編ご購入者に郵送致します。必ずマイページよりご住所を登録して下さい。ご住所の登録が無い場合は資料を発送できません。・新潮社の校閲体験講座版テキスト(39頁)・レジュメ・体裁確認用原寸大校正紙・初校校閲問題(素読み)・再校校閲問題(赤字合わせ)・解答例一式
【講義の内容】①校閲ってどんな仕事?・言葉をいかに丁寧に扱うか・校閲は検閲とは違う・著者の創作をサポートする仕事・どんな人が校閲者に向いているのか②校閲体験をしてみよう・体裁と割付の確認――重大なミスを起こさないために(ミスの実例)・初校校閲(素読み)――疑問の出し方、他・再校校閲(赤字合わせ)――なぜ「めくり合わせ」が必要か③ミスが生まれやすい状況・一人だけですませるとき……他
新潮社は約460人いる社員や嘱託、契約社員のうち、50人くらいが校閲部に所属しており、数ある出版社の中でも多い方です。新潮社の創業者は今の大日本印刷で校正の仕事をしていたということもあり、校閲という部門をとても大事にしています。 本講座では、文芸とジャーナリズムを二本柱にした出版校閲の現場で校閲部員が日々気を配っているポイントを中心にお話しします。実際の原稿を使って校閲実技も体験して頂きます。校閲という仕事を体験し、本や言葉への新たな興味や発見が生まれる講座です。「新潮社の校閲講座」初代講師で、校閲者歴40余年の新潮社校閲部前部長井上孝夫によるテキストからも抜粋した資料を配付します。大先輩の知恵と経験が詰まったテキストと、現役の第一線で働く世代が日々直面している事柄と、両輪でお話しできればと思います。※本講座は2020年7月~新潮講座で開講した内容をアップデートしたものです。
【講義のポイント】・実際の新潮新書の校正紙(ゲラ)で作成した実践問題を体験して頂きます。・初校(体裁確認、素読み)→再校戻し(赤字合わせ)まで校閲者が実際に関わる工程です。・問題は、校閲部のベテラン社員が複数人チェックし、実際の試験問題と同じレベルです。
日埜英気講師のインタビューをご高覧頂けます(日本デザインセンターHP「POLYLOGUE」より)。
https://www.ndc.co.jp/polylogue/interview201804/
講義をお聴きになった感想や、講師への質問などございましたら、「新潮社 本の学校」運営メール送信フォームより、お気軽にお寄せ下さい。
https://tayori.com/f/kwkm
1977年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2004年新潮社入社。校閲部に配属されて以来、『新潮』『新潮45』『週刊新潮』などの校閲を担当。ノンフィクションや文芸の単行本の校閲担当を経て、現在は新潮文庫を主に校閲している。2019年7月~「新潮社の校閲実践講座」では第2回「ノンフィクションを校閲する――的確な言葉と事実確認」の講師を担当。2020年~「新潮社の校閲体験講座」の講師を務める。
※「本の学校」は (株)今井書店の登録商標です。「新潮社 本の学校」は、同社およびNPO法人本の学校の了解を得ています。 NPO法人本の学校は「知の地域づくり」をコンセプトに、市民の読書推進や図書館づくりの運動と、書店をはじめとした出版産業で働く人々の研修などを通して、本と出版の未来をより豊かにすることを目的に活動しています。
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