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概要
第一線を走り続ける、大宅賞受賞ノンフィクションライターのお二人が、豊富な経験から身に付けたインタビューの手法を明かします。人に会い、話を聞き出すーー。インタビューの技術は様々な場面に応用でき、人生を豊かにしてくれる仕事術です(全2回、2022年10月24日収録)。
●インタビューの技術――ノンフィクションという仕事 〈第2回〉相手の話をどう引き出すか●講師:野村 進(ノンフィクションライター) 聞き手:稲泉 連(ノンフィクションライター)●収録時間 約52分●料金 税別2400円(税込2640円)●販売期間 販売終了日未定
第2回「相手の話をどう引き出すか」(内容) ・取材対象をどう探すか ・インタビューは「流れ」が大事 ・ビートたけしにインタビューした時 ・五感全部を駆使する ・デイビッド・ハルバースタムに直接聞いたインタビュー必勝法 ・取材中「沈黙」が訪れたらどうするか ・面白いインタビューとは
<第1回「取材テーマと下調べ」内容>
・ノンフィクションライターになった経緯 ・「チャップリンのステッキ」とは ・自分の内在的テーマ、編集者から依頼されたテーマ ・自分の中に「核になる部分」をもつ ・野村流資料整理法 ・取材ではいまだに緊張する ・資料を読む順番
<参考図書>本講座とあわせて、野村 進『調べる技術・書く技術』(講談社現代新書)をお読みになることをおすすめします。
(帯写真は、当時使っていた自作の机)
その他、講座に登場する主な参考図書、講師の近著は以下の通り(登場順、品切れの場合あり)。D・ハルバースタム/浅野 輔・訳『ベスト&ブライテスト』(上・中・下 二玄社)野村 進『出雲世界紀行―生きているアジア、神々の祝祭―』(新潮文庫)野村 進『千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン―』(新潮文庫)稲泉 連『命をつなげ―東日本大震災、大動脈復旧への戦い―』(新潮文庫)稲泉 連『廃炉―「敗北の現場」で働く誇り―』(新潮社)柳田邦男『空白の天気図』(文春文庫)
・野村 進『事件記者をやってみた―ニッポンが見えた10の現場 』(日経ビジネス人文庫)・D・ハルバースタム/ 高橋伯夫・訳『覇者の驕り―自動車・男たちの産業史―』(新潮文庫)・佐野眞一『遠い「山びこ」』(新潮文庫)は現在、品切です。
ノンフィクションライター、拓殖大学国際学部教授。1956年東京都出身。上智大学外国語学部英語学科中退。1978〜80年、フィリピン・マニラに留学。81年『フィリピン新人民軍従軍記』(講談社+α文庫)でデビュー。97年『コリアン世界の旅』(講談社文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞。99年『アジア 新しい物語』(文春文庫)でアジア太平洋賞受賞。アジア太平洋各地の日本人や在日外国人、先端医療、老舗企業など幅広い分野でノンフィクションを執筆してきた。主著に『日本領サイパン島の一万日』(岩波書店)、『救急精神病棟』(講談社文庫)、『調べる技術・書く技術』(講談社現代新書)、『千年、働いてきました』『出雲世界紀行』(以上、新潮文庫)など。
ノンフィクションライター。1979年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒。2005年、『ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三の詩と死』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に『「本をつくる」という仕事』『命をつなげ 東日本大震災、大動脈復旧への戦い』『アナザー1964 パラリンピック序章』『廃炉 「敗北の現場」で働く誇り』などがある。
※「本の学校」は (株)今井書店の登録商標です。「新潮社 本の学校」は、同社およびNPO法人本の学校の了解を得ています。 NPO法人本の学校は「知の地域づくり」をコンセプトに、市民の読書推進や図書館づくりの運動と、書店をはじめとした出版産業で働く人々の研修などを通して、本と出版の未来をより豊かにすることを目的に活動しています。
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