【其の一】狙いめの時代、求められるテーマ【編集者と学ぶ「歴史・時代小説」のこれから】

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●講座名 編集者と学ぶ「歴史・時代小説」のこれから【其の一】狙いめの時代、求められるテーマ
●収録時間 約67分
●料金 税別2400円(税込2640円) ※資料代(A4×6枚)。購入済みページよりダウンロード可能。
●販売期間 販売終了日未定

 〇講座概要

根強い人気の戦国もの、幕末もの、江戸の捕物帖だけではなく、ファンタジーやホラーともクロスオーバーしながら、新たな盛り上がりを見せている歴史・時代小説の世界。物語の舞台として選ばれる時代の幅も広がり、描かれるテーマや表現も多様化しています。本講座では経験豊富なベテラン編集者が、文芸ジャーナリズム的な観点から、時代ものを手掛ける書き手が心得ておくべきポイント、着想や執筆のヒントをお伝えします。

〇内容紹介

さまざまなジャンルの手法を盛り込みながら、多様に展開している歴史・時代小説の世界。どのような視覚から発想すれば、ありきたりでない物語を創作できるのでしょうか。まずは文芸ジャーナリズム的な観点からこれまでの潮流を押さえておきましょう。時代ものの書き手は、物語の舞台となる過去の時代はもちろん、今、現在の社会のありようにも意識的であらねばなりません。二つの時代を合わせ鏡のようにして人の世を写し出す仕掛けだからこそ、真っすぐに描けるテーマ、工夫できる表現があります。数多の先行作やマーケットの動向、書き手を縛って来た制約や固定観念なども踏まえ、まだ開拓の余地がある未踏のルートを探ります。大切なのは時代ものの設定を借りながら、今という時代に響くテーマを練り上げること。コンテンポラリーであることが、普遍への道。明日の歴史・時代小説の姿をご提案します。

<レジュメの大見出し抜粋>

現代にも通底する古典を探索する/ホラー&ファンタジーと古典の親近性/お定まりのテーマを捨ててかかろう/新たな「視角」はすでに生まれつつある/「戦国と幕末」の二極分裂から脱却する時代/歴史・時代小説マーケットにも変化が/古典を換骨奪胎した近代文学のマエストロたち

※構成、視点と人称、人物造形、テーマの深め方などについて、論理的に理解するための【小説新人賞に挑む!全技法徹底分析】(全十二講を配信中)、古今東西の名作の数々を読み解きながら学ぶ【小説新人賞を獲る!超実戦アプローチ】(十二回分を配信中)のほか、実践問題を交えた【エンタメ小説のための文章読本】(全六章)、プロットの行き詰まりを解決する【着想を活かすフレームワーク】講座(全5回)なども佐藤講師が担当しています。補完的な内容ですので、ご興味があればあわせてご視聴ください。

▼△「小説新人賞に挑む! 全技法徹底分析(全十二講)」プレイリストはこちら▼△
https://bit.ly/3GQDlC2

▼△「小説新人賞を獲る! 超実戦アプローチ」(12回公開)プレイリストはこちら▼△
https://bit.ly/3w1Ia54

▼△「エンタメ小説のための文章読本」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/xECz6xtqmh0

▼△「着想を活かすフレームワーク」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/KUD-lWyz1ws

▼△「編集者が伝える作家の本音」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/xECz6xtqmh0

▼△「古典に探る、創作のヒント」講座の紹介動画(YouTube)▼△
https://youtu.be/3Dl7w26uz14

【講師プロフィール】

1955年生まれ。編集者。新潮社出版部長、新潮文庫部長などを歴任。「新潮ミステリー倶楽部」他三つの叢書を手がけ、「日本推理サスペンス大賞」をはじめ五つの文学新人賞を立ち上げた。佐々木譲、髙村薫、宮部みゆき等の担当として作家に伴走するとともに、エンタメ文芸を中心に新書、ノンフィクションまで幅広いジャンルを手がける。長らく小説創作講座で添削を含めた指導に取り組んできた経験を活かし、2022年9月、『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』(新潮新書)を刊行。「新潮社 本の学校」でも小説技法や読解的なアプローチ、文章技術などのコースで多数の動画を配信中。2024年より「さきがけ文学賞」審査員。

【参考書】 

2022年9月刊行の新書も講座のご参考となります。

長らく小説創作講座で講義・実作指導をしてきた経験が活かされた一冊です。

佐藤誠一郎 『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)

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