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物語への没入を妨げる「文章の罠」を添削で学ぶ!第六章 実践「べからず」コレクション
●講座名 【エンタメ小説のための文章読本】第六章 実践「べからず」コレクション●収録時間 約57分●料金 税別2400円(税込2640円) ※レジュメ資料(A4×8枚)は購入済みページよりダウンロード可能です。●販売期間 販売終了日未定(※6連続講座ですが個別受講が可能です)
「分かりやすい文章」「伝わる表現」といった文章術指南は数々あれど、小説の文章表現の勘所を系統的に学ぶ機会は少ないものです。しかし、物語という虚構に読者を誘う小説にこそ、文章表現にさまざまな仕掛けをほどこす技術が求められます。講師は新人育成経験も豊富なベテラン編集者。解説と練習問題で理解を深めつつ、実践的に学び、「創作のための文章力」を鍛えましょう。
〇内容紹介
第六章では、これまでの各論を踏まえ、エンタメ小説における文章表現の注意点を総ざらいする実践問題をご用意しました。プロット重視のエンタメ小説では、技巧を尽くした美文ではなく、物語に没入できる「読者コンシャス」な文章を書く技術こそが不可欠です。ベテラン編集者である講師がプロアマ問わず陥りがちな罠を盛り込んで作成した「問題文」を添削し、【文章表現チェックボード】の活用法を習得しましょう。ただ「修正案」と引き比べるのではなく、朱入れの実践後に解説をお聞きいただくことで、より理解が深まり、ご自身の文章の書き癖や弱点にも気づくはずです。
読みづらさを感じる文章の欠陥には類型があり、それぞれに対策法もあります。練り上げたプロットを最大限に活かすために、テーマと視点に寄り添う文体、リーダビリティに配慮した文章を書く筆力を養いましょう。今すぐ手本にできる小説作品も学びどころと合わせてご紹介します。
<本講義の資料>
◯講義レジュメ➡執筆・改稿に役立つ【エンタメ小説における文章表現チェックボード(22項)】
◯講義資料➡講義での作品引用や例文の掲載、主な参考・関連図書リスト
◯問題文➡プロアマ問わず陥りやすい罠をちりばめた「小説文例(約800字)」
◯修正案➡ベテラン編集者による「改稿文例(上記の課題を解決した一例)」
〇各講紹介
第一章 三人称の掟、一人称の罠
第二章 地の文を磨くための6つのポイント
第三章 いつも描写にたくらみを
第四章 その会話文に仕掛けはあるか?
第五章 プロットを実現する文体を求めて
※『告白』湊かなえ(光文社文庫)を事前にご一読いただくと理解が深まります。
第六章 実践「べからず」コレクション
※構成、視点と人称、人物造形、テーマの深め方などについて、論理的に理解するための【小説新人賞に挑む!全技法徹底分析】(全十二講を配信中)、古今東西の名作の数々を読み解きながら学ぶ【小説新人賞を獲る!超実戦アプローチ】(十二回分を配信中)も佐藤講師が担当しています。補完的な内容ですので、ご興味があればあわせてご視聴ください。
▼△「小説新人賞に挑む! 全技法徹底分析(全十二講)」プレイリスト➡https://bit.ly/3GQDlC2
▼△「小説新人賞を獲る! 超実戦アプローチ」(12回公開)プレイリスト➡https://bit.ly/3w1Ia54
【参考書】
2022年9月刊行の新書も講座のご参考となります。
長らく小説創作講座で講義・実作指導をしてきた経験が活かされた一冊です。
佐藤誠一郎 『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』 | 新潮社
1955年生まれ。編集者。新潮社出版部長、新潮文庫部長などを歴任。「新潮ミステリー倶楽部」他三つの叢書を手がけるとともに、「日本推理サスペンス大賞」をはじめ五つの文学新人賞を立ち上げた。佐々木譲、髙村薫、宮部みゆき等の担当として作家に伴走するとともに、エンタメ文芸を中心に新書、ノンフィクションまで幅広いジャンルを手がける。長らく小説創作講座で添削を含めた指導に取り組んできた経験も活かし、2022年9月、『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』(新潮新書)を刊行。
※「本の学校」は (株)今井書店の登録商標です。「新潮社 本の学校」は、同社およびNPO法人本の学校の了解を得ています。 NPO法人本の学校は「知の地域づくり」をコンセプトに、市民の読書推進や図書館づくりの運動と、書店をはじめとした出版産業で働く人々の研修などを通して、本と出版の未来をより豊かにすることを目的に活動しています。
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