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概要
●講座名 『沈まぬ太陽』の山崎豊子●収録時間 約125分●収録日 2023年7月31日●料金 税別3500円(税込3850円)●販売期間 販売終了日未定
<生誕100年を迎えた国民的作家の素顔!>
2023年に没後10年、そして2024年に生誕100年を迎えた作家・山崎豊子(1924-2013)。 『白い巨塔』『華麗なる一族』『不毛地帯』『大地の子』……。骨太の大作小説、ベストセラーを次々と手がけ、映画化やドラマ化などで話題を巻き起こしてきました。国民的作家としての活躍ぶりにもかかわらず、テレビなどメディアに登場することは少なく、その素顔は意外に知られていません。 そんな山崎さんが1999年に上梓した全5巻の大作『沈まぬ太陽』。実際の航空事故を題材として、膨大な取材を元に描きだした人間ドラマは2009年に映画化、2016年にドラマ化され、単行本・文庫合せ累計約700万部に達しており、紛れもない代表作の一つとなっています。 この作品の週刊新潮連載時(1995年~99年)、準備期間も含めると8年ほどの期間、作家に伴走した元・担当編集者が、その知られざる素顔を語ります。当時の貴重な写真も満載です。(時間:約125分)
写真協力:新潮社写真部、山崎豊子、野上孝子、上重泰秀
<内容>山崎豊子 作家としての歩み「伝説の編集者」との出会い主人公・恩地元の原型となったOさん初対面の時のこと「もう一人の山崎豊子」秘書・野上孝子氏作家・山崎豊子の小説手法『沈まぬ太陽』は何を描いているか「取材の鬼」の取材とは担当編集者が受ける「洗礼」ようやく連載スタート第2部「御巣鷹山篇」について第3部「会長室篇」をめぐる状況海外取材に同行連載を終えてその後のこと
<沈まぬ太陽>恩地元。この男の生き方があなたの魂を震わせる―。国民的感動を呼んだベストセラー。広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命――。人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける!沈まぬ太陽(一)―アフリカ篇〔上〕―
かとう しん 新潮社管理本部 本部長。1962年東京生れ。1985年早稲田大学第一文学部卒業、新潮社入社。週刊新潮編集部に配属され、特集班の記者、デスク。山崎豊子「沈まぬ太陽」の5年にわたる連載で編集担当を務めた。その後出版部編集長、出版企画部長などを経て現職。
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