新潮社が運営するオンライン教養講座
巧みな「語り」を縦横に操る人気作家の技巧。レジェンド編集者がその秘密に迫ります!→詳しい内容、お申込み方法はこちらをご覧ください
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いよいよエンタメ小説界にも「語り」の新時代が到来!テーマに最適化しつつ進化する語り文体に注目を。
●講座名 【編集者と学ぶ創作講座】小説は「語り」でもっと面白くなる!①現代は「語り」を求めている ●収録時間 約55分●料金 税別2400円(税込2640円) ※レジュメ資料(全5枚)は購入済みページよりダウンロード可能。●購入期限 2026年1月6日まで●視聴期限 2026年3月31日まで
〇【第1回】現代は「語り」を求めている(内容紹介)本講座では、今まさに小説界を席巻する気配のある「語り」が際立つ話題作、吉田修一さんの『国宝』や朝井リョウさんの『生殖記』についての考察を導入として、原作小説とその映画版などのありようにも目配りしつつ、「語り」という技法の特徴や効果などを具体的に解説していきます。語り口調ということから、小説の「語り文体(語り手視点の地の文)」と丁々発止の会話文が混同される向きもありますが、これらはまったく別物です。ダイアローグではなく、作品の通奏低音となる「魅力的なモノローグ」をいかに響かせることができるかが、語りもの小説の創作における勝負どころ。主人公ではなく、物語の一部始終を見届ける「語り手」という存在に求められる資質、そんな語り手だからこそ成り立つ「一人称と三人称のいいとこ取り」、発展的なアレンジのヒントなどについて、具体的な作品を参照しながら、ご一緒に考えていきましょう。
<レジュメの大見出し抜粋>「語り」の時代がやって来た/海外長編名作にしばしば見られる語り文体/「語り口調」を分析すると/ 語る行為の設定は「お約束ごと」か/ 語り手はどこにいるのか/「会話文の名手」イコール「語りの名手」ではない/ 黙読が前提の近代小説では/ナラティヴの魅力とは何なのか/語りの構造から新たなプロットを考えよう/大人の自分が青春時代を語るというプロトタイプ/「語り」の持つ意外な客観性に注目
〇各講紹介【第1回】現代は「語り」を求めている【第2回】名作から「語り」の勘所を学ぶ【特別対談イベント:50回記念の最終講義】 《作家×編集者の特別対談》語り文芸の名手・北村薫さんをお迎えして
小説の「語り」にお耳を拝借 https://x.gd/4kPoB
※ライブ配信となる対談イベントは約90分(予定)、詳細は個別ページを必ずご一読ください。
※対談イベントのチケット販売はPeatix経由で、購入期間と見逃し配信の視聴期限も上記と異なります。
※構成、視点と人称、人物造形、テーマの深め方などについて、論理的に理解するための【小説新人賞に挑む!全技法徹底分析】(全十二講を配信中)、古今東西の名作の数々を読み解きながら学ぶ【小説新人賞を獲る!超実戦アプローチ】(十二回分を配信中)のほか、実践問題を交えた【エンタメ小説のための文章読本】(全六章)、プロットの行き詰まりを解決する【着想を活かすフレームワーク】講座(全5回)なども佐藤講師が担当しています。補完的な内容ですので、ご興味があればあわせてご視聴ください。
▼△「小説新人賞に挑む! 全技法徹底分析(全十二講)」プレイリストはこちら▼△https://x.gd/WywsO▼△「小説新人賞を獲る! 超実戦アプローチ」(12回公開)プレイリストはこちら▼△https://x.gd/AAhhz▼△「エンタメ小説のための文章読本」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/xECz6xtqmh0▼△「着想を活かすフレームワーク」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/KUD-lWyz1ws▼△「編集者が伝える作家の本音」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/xECz6xtqmh0▼△「古典に探る、創作のヒント」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/3Dl7w26uz14▼△「編集者と学ぶ「歴史・時代小説」のこれから」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/Wq7vXzSqypY▼△「今、そのアイデアを冒険小説に」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/wOBepmZ3zjU▼△「書く人のための“発禁”入門」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/I6BLKCII7Hc
【講師プロフィール】1955年生まれ。編集者。新潮社出版部長、新潮文庫部長などを歴任。「新潮ミステリー倶楽部」他三つの叢書を手がけ、「日本推理サスペンス大賞」をはじめ五つの文学新人賞を立ち上げた。佐々木譲、髙村薫、宮部みゆき等の担当として作家に伴走するとともに、エンタメ文芸を中心に新書、ノンフィクションまで幅広いジャンルを手がける。長らく小説創作講座で添削を含めた指導に取り組んできた経験を活かし、2022年9月、『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』(新潮新書)を刊行。「新潮社 本の学校」でも小説技法や読解的なアプローチ、文章技術などのコースで多数の動画を配信中。2024年より「さきがけ文学賞」審査員。
【参考書】 2022年9月刊行の新書も講座のご参考となります。長らく小説創作講座で講義・実作指導をしてきた経験が活かされた一冊です。佐藤誠一郎 『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)
1955年生まれ。編集者。新潮社出版部長、新潮文庫部長などを歴任。「新潮ミステリー倶楽部」他三つの叢書を手がけるとともに、「日本推理サスペンス大賞」をはじめ五つの文学新人賞を立ち上げた。佐々木譲、髙村薫、宮部みゆき等の担当として作家に伴走するとともに、エンタメ文芸を中心に新書、ノンフィクションまで幅広いジャンルを手がける。長らく小説創作講座で添削を含めた指導に取り組んできた経験も活かし、2022年9月、『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』(新潮新書)を刊行。
※「本の学校」は (株)今井書店の登録商標です。「新潮社 本の学校」は、同社およびNPO本の学校の了解を得ています。 NPO本の学校は「知の地域づくり」をコンセプトに、市民の読書推進や図書館づくりの運動と、書店をはじめとした出版産業で働く人々の研修などを通して、本と出版の未来をより豊かにすることを目的に活動しています。
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