新潮社が運営するオンライン教養講座
11月28日(木)に甲谷允人講師がオンラインイベント「毎日ことばplus ことば茶話」にゲスト出演します!
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概要【ご購入ボタン】ご利用登録後、画面中央のボタンをクリックいただくと、「購入画面へ(カード決済)」もしくは「請求書払い(銀行振込)」の支払い選択画面へと進みます。▼△本講座シリーズの趣旨をご紹介する予告篇動画はこちらからも➡https://youtu.be/xECz6xtqmh0【前回講座「第二章」のサンプル動画/Youtube】https://youtu.be/_gJdKj8jGYA
感性に頼らず、客観的に観察し、論理的に書く。第三章 いつも描写にたくらみを
●講座名 【エンタメ小説のための文章読本】第三章 いつも描写にたくらみを●収録時間 約69分●料金 税別2400円(税込2640円) ※レジュメ資料(A4×6枚)は購入済みページよりダウンロード可能です。●販売期間 販売終了日未定(※6連続講座ですが個別受講が可能です。2023年10月から毎月中旬に配信されます)
「分かりやすい文章」「伝わる表現」といった文章術指南は数々あれど、小説の文章表現の勘所を系統的に学ぶ機会は少ないものです。しかし、物語という虚構に読者を誘う小説にこそ、文章表現にさまざまな仕掛けをほどこす技術が求められます。講師は新人育成経験も豊富なベテラン編集者。解説と練習問題で理解を深めつつ、実践的に学び、「創作のための文章力」を鍛えましょう。
〇内容紹介第三章のテーマは、前章で学んだ「地の文」の機能の中でも花形的存在の「描写」について。小説指南書などで「もっと描写を!」と喧伝されるため、つい肩に力が入り、感性のままに筆を走らせてしまう書き手は少なくありません。しかし、プロットの魅力を引き立てる描写には、理解しておくべきロジック、踏まえるべきメソッドがあります。ヴィジュアルなものやエモーショナルなものに偏らず、物語のスピード感を鈍らせることなく、テーマを下支えするような描写をするために、常に意識しておくべきことは何でしょうか。エンタメ小説における描写の目的に立ち返り、ボギャブラリーや盛り込む情報の選び方から具体的に手ほどきします。点描的なスケッチの効かせ方やキャラクター性を鮮やかにする描写、心象風景の使いどころ、固有名詞の扱い方、時間や空間の描写などについても、編集者としての長年の経験をもとにお伝えします。小説の描写の基本は、対象を客観的に観察し、曖昧さを排して正確に表現するデッサン力。名作の数々から優れたデッサンのコツも学びましょう。
<レジュメの見出し抜粋>〇描写に欠かせない意外なファクター〇シーンの切れ目を活用しよう〇伏線は描写によって演出される〇描写は魅力あるキャラクター作りの通奏低音〇曖昧表現を潰せ!〇心象風景という技法〇描写において見逃されがちな注意点
〇各講紹介第一章 三人称の掟、一人称の罠第二章 地の文を磨くための6つのポイント第三章 いつも描写にたくらみを(2023年12月配信予定)第四章 その会話文に仕掛けはあるか?第五章 プロットを実現する文体を求めて 第六章 実践「べからず」コレクション※構成、視点と人称、人物造形、テーマの深め方などについて、論理的に理解するための【小説新人賞に挑む!全技法徹底分析】(全十二講を配信中)、古今東西の名作の数々を読み解きながら学ぶ【小説新人賞を獲る!超実戦アプローチ】(十二回分を配信中)も佐藤講師が担当しています。補完的な内容ですので、ご興味があればあわせてご視聴ください。▼△「小説新人賞に挑む! 全技法徹底分析(全十二講)」プレイリスト➡https://bit.ly/3GQDlC2▼△「小説新人賞を獲る! 超実戦アプローチ」(12回公開)プイリスト➡https://bit.ly/3w1Ia54
【参考書】 2022年9月刊行の新書も講座のご参考となります。長らく小説創作講座で講義・実作指導をしてきた経験が活かされた一冊です。佐藤誠一郎 『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』 | 新潮社(shinchosha.co.jp)
1955年生まれ。編集者。新潮社出版部長、新潮文庫部長などを歴任。「新潮ミステリー倶楽部」他三つの叢書を手がけるとともに、「日本推理サスペンス大賞」をはじめ五つの文学新人賞を立ち上げた。佐々木譲、髙村薫、宮部みゆき等の担当として作家に伴走するとともに、エンタメ文芸を中心に新書、ノンフィクションまで幅広いジャンルを手がける。長らく小説創作講座で添削を含めた指導に取り組んできた経験も活かし、2022年9月、『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』(新潮新書)を刊行。
※「本の学校」は (株)今井書店の登録商標です。「新潮社 本の学校」は、同社およびNPO法人本の学校の了解を得ています。 NPO法人本の学校は「知の地域づくり」をコンセプトに、市民の読書推進や図書館づくりの運動と、書店をはじめとした出版産業で働く人々の研修などを通して、本と出版の未来をより豊かにすることを目的に活動しています。
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