新潮社が運営するオンライン教養講座
11月28日(木)に甲谷允人講師がオンラインイベント「毎日ことばplus ことば茶話」にゲスト出演します!
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概要
おなじみの名作戯曲を徹底解剖。主人公の名前「ブランチ」に込められた意味とは?翻訳って、こんなにも奥が深い!
●講座名 小田島恒志の翻訳講座 ――『欲望という名の電車』をめぐって●収録時間 約91分●料金 税別3500円(税込3850円)●販売期間 販売終了日未定
〇内容紹介戯曲翻訳の第一人者による解説。テキストは、あの名作『欲望という名の電車』です。作品の背景、新旧翻訳の比較、原語のニュアンスを正確に伝えるための工夫、上演台本ならではの苦労話などなど。言葉や異文化理解の面白さを味わえる講義です。・これまでの翻訳とどこが違うのか・そもそも「欲望」とは?・「極楽」か「天国」か・「フランス」を意識・翻訳では伝えきれない意味・「Graves」という名のイメージ・ブランチが「先生」であること・差別表現、敬語・名前の呼びかけをどう訳すか・定番の解釈をめぐる議論
※あわせて、テネシー・ウィリアムズ/小田島雄志・訳『欲望という名の電車』(新潮文庫)をお読みになることをお勧めします。
『欲望という名の電車』 A Streetcar Named Desireテネシー・ウィリアムズ Tennessee Williams(1911-1983)作。1947年初演、ピューリッツァー賞受賞の、近代演劇史上不朽の名作。「欲望」という名の電車に乗り、ブランチが降り立ったのは、ニューオーリーンズの下町フレンチ・クォーター。南部の大農園の娘から身を持ちくずし、妹ステラのアパートに身を寄せた。しかし、傷心のまま過去の夢に生きる彼女を迎えたのは――。
〇お知らせ小田島さん訳による舞台公演です!文学座公演「欲望という名の電車」2022年10月29日(土)~11月6日(日)紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて作 テネシー・ウィリアムズ訳 小田島恒志演出 高橋正徳出演 山本郁子 鍛冶直人 助川嘉隆 渋谷はるか 小林勝也 ほか
1962年東京生れ。英文学者、翻訳家。早稲田大学大学院博士課程、ロンドン大学大学院修士課程修了。現在、早稲田大学文学学術院教授。戯曲翻訳により湯浅芳子賞受賞。
※「本の学校」は (株)今井書店の登録商標です。「新潮社 本の学校」は、同社およびNPO法人本の学校の了解を得ています。 NPO法人本の学校は「知の地域づくり」をコンセプトに、市民の読書推進や図書館づくりの運動と、書店をはじめとした出版産業で働く人々の研修などを通して、本と出版の未来をより豊かにすることを目的に活動しています。
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