小田島恒志の翻訳講座 ――『欲望という名の電車』をめぐって

サンプル動画

概要

おなじみの名作戯曲を徹底解剖。
主人公の名前「ブランチ」に込められた意味とは?
翻訳って、こんなにも奥が深い!

●講座名 小田島恒志の翻訳講座 ――『欲望という名の電車』をめぐって
●収録時間 約91分
●料金 税別3500円(税込3850円)
●販売期間 販売終了日未定

〇内容紹介
戯曲翻訳の第一人者による解説。テキストは、あの名作『欲望という名の電車』です。作品の背景、新旧翻訳の比較、原語のニュアンスを正確に伝えるための工夫、上演台本ならではの苦労話などなど。言葉や異文化理解の面白さを味わえる講義です。
・これまでの翻訳とどこが違うのか
・そもそも「欲望」とは?
・「極楽」か「天国」か
・「フランス」を意識
・翻訳では伝えきれない意味
・「Graves」という名のイメージ
・ブランチが「先生」であること
・差別表現、敬語
・名前の呼びかけをどう訳すか
・定番の解釈をめぐる議論

※あわせて、テネシー・ウィリアムズ/小田島雄志・訳『欲望という名の電車』(新潮文庫)をお読みになることをお勧めします。

『欲望という名の電車』 A Streetcar Named Desire
テネシー・ウィリアムズ Tennessee Williams(1911-1983)作。
1947年初演、ピューリッツァー賞受賞の、近代演劇史上不朽の名作。
「欲望」という名の電車に乗り、ブランチが降り立ったのは、ニューオーリーンズの下町フレンチ・クォーター。南部の大農園の娘から身を持ちくずし、妹ステラのアパートに身を寄せた。しかし、傷心のまま過去の夢に生きる彼女を迎えたのは――。

〇お知らせ
小田島さん訳による舞台公演です!
文学座公演「欲望という名の電車」
2022年10月29日(土)~11月6日(日)
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて
作 テネシー・ウィリアムズ
訳 小田島恒志
演出 高橋正徳
出演 山本郁子 鍛冶直人 助川嘉隆 渋谷はるか 小林勝也 ほか

その他、ご利用に関してのご案内、
お問い合わせは下記より。