新潮社が運営するオンライン教養講座
11月28日(木)に甲谷允人講師がオンラインイベント「毎日ことばplus ことば茶話」にゲスト出演します!
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概要新潮社の校閲部ではどんな風に校閲しているのか?出版校閲の仕事の流れを、元校閲部長が詳しく教えます。
●新潮社の校閲講座〈第3回〉新潮社の校閲はこんな風●講師:井上孝夫(新潮社校閲部元部長)●収録時間 約100分●料金 税別3900円(税込4290円)※資料代(テキスト・校閲問題3問・解答/A4×全67枚)込み●販売期間 受講した講義のアーカイブ動画は原則として何度でも視聴可能です(学習期間の制限なし)。販売終了日未定(※各講座には公開期間が設定され、順次、配信されます)
【資料の内容をご紹介します】※「校閲講座第3回_テキスト・問題・解答一式.zip」に以下3ファイルが入っています。A_校閲講座第3回_問題一式.pdf】・資料の御案内(A4×1枚)・〈校閲実践問題①〉赤字合わせ問題「昭和の中学校」(A4×2枚)・〈校閲実践問題②〉原稿合わせ問題「歴史への想像力について」(A4×8枚)・〈校閲実践問題③〉マンガの校閲(A4×15枚)
B_校閲講座第3回_テキスト.pdf】・新潮社の校閲講座テキスト 第2回「こんな時にミスが生まれる!」(A4×21P)
C_解答編.pdf・校閲問題①~③ 解答編(A4×20枚)
本講座では、資料をPDF形式で配布いたします(画面右の黒いボタン「校閲講座第3回_テキスト・問題・解答一式.zip」よりダウンロードして頂けます)。動画視聴の際には、テキストに則って進行致しますので、データまたは出力物を各自お手元にご用意して頂けますようお願い申し上げます。※本講座は2016~2021年に開講した講座のアップデート版です。
【講義内容】Chapter1 テキスト解説編新潮社校閲部(出版校閲)の仕事の流れを、マンガを交えてわかりやすくお話しします。体裁確認やめくり合わせ(パタパタ)の実演や、井上講師私物の校閲メモの公開など、配信ならではの貴重な映像を盛りだくさん御覧頂けます。
① 「初校」=最初に見るゲラ(校正紙)。印刷所に入稿した原稿が組まれて出てくるもの。・新潮社校閲部「進行係」の仕事……校閲者だが、全体の仕事の仕切りも行う。・体裁確認……編集者の「原稿指定」が指定通り正しく組まれているか点検する。・級数表、ポイントスケールを使った体裁確認を井上講師が実演します。
・手書き原稿が少なくなった現在でも、原稿照合の技術は重要とされています。その理由は?・新潮社では「原稿確認」と称している作業について。・原稿確認が終わったら「素読み」を行う。・新潮社では、校閲の点検を経てから印刷所に戻す。・新潮社の現場用語で「補稿」とは?
② 「再校」・新潮社校閲部で必ず行う、出版校閲独特の作業「めくり合わせ(パタパタ)」はなぜ必要か?・再校の素読み……再校の素読みでは、初校で使ったメモ類を活用する。・再校では、前後の矛盾、表現の是非、単純な誤植の見落としがないか落穂拾いしてゆく。・校閲メモの活用例(井上孝夫講師の私物公開)
③ 念校/責了=責任校了/抜念(一部のみ。全部出てくるときは「念念校」)・刷り出しと一部抜き・見本(新潮社では校閲原本にする)・校正記号いろいろ
Chapter2 校閲問題解答編① 赤字合わせ問題「昭和の中学校」② 原稿合わせ問題「歴史への想像力について」③ 〈特別問題〉マンガの校閲
資料は本編購入画面右の黒いボタンよりダウンロードして頂き、まず最初に「資料の御案内」をご高覧下さい。
講義をお聴きになった感想や、講師への質問などございましたら、「新潮社 本の学校」運営メール送信フォームより、お気軽にお寄せ下さい。
https://tayori.com/f/kwkm
新潮社の校閲講座
誤字脱字、事実の誤り……懸命に書いた文章が、それだけで台無しになる情けなさ。それを救うのが校閲のワザ。でもそれはどこで、どうやって学べばよいのでしょうか。お任せください、新潮社の校閲部がその手ほどきをいたします。校閲畑40 余年の講師が、校閲とは何か、どのように行うのか、注意しなければならない点は、などなどを現場の話も交えてお教えします。学生・出版関係者・一般社会人を問わず、どなたでも参加できます。※価格は税別です。
第1回 校閲とは何か? なんで必要なの?【配信中】90分/3500円(テキスト・校閲問題2問込み)第2回 こんな時にミスが生まれる〈テキスト解説編〉【配信中】60分/2400円(テキスト込み) こんな時にミスが生まれる〈校閲問題の解答例と解説編〉【配信中】75分/3000円(校閲問題2問込み)第3回 新潮社の校閲はこんな風【配信中】100分/3900円(テキスト・校閲問題3問込み)第4回 実技編① 原稿合わせ他――校閲するときのチェックポイント第5回 実技編② 素読み――校閲するときのチェックポイント(2)第6回 実技編③ 翻訳校閲
※クーポン発行されている場合、銀行振込希望のお客様はご利用いただけません。
1954(昭和29)年神奈川県生まれ。東京大学文学部言語学科卒業。1976年新潮社入社。2014年まで新潮社校閲部部長。『小説新潮』『新潮』『週刊新潮』『芸術新潮』『FORESIGHT』ほか、ほぼすべての新潮社の出版物に携わる。著書に『その日本語、ヨロシイですか?』、多言語学習愛が詰まった珠玉の一冊『世界中の言語を楽しく学ぶ』(ともに新潮社刊)がある。2016年7月より「新潮社の校閲講座」講師をつとめる。2018年に「井上孝夫の翻訳校閲ゼミ」、2019年より「井上孝夫と語ろう 翻訳のための多言語レッスン」主宰を務める。
※「本の学校」は (株)今井書店の登録商標です。「新潮社 本の学校」は、同社およびNPO法人本の学校の了解を得ています。 NPO法人本の学校は「知の地域づくり」をコンセプトに、市民の読書推進や図書館づくりの運動と、書店をはじめとした出版産業で働く人々の研修などを通して、本と出版の未来をより豊かにすることを目的に活動しています。
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