第一章 三人称の掟、一人称の罠【エンタメ小説のための文章読本】

サンプル動画

概要
▼△本講座シリーズの趣旨をご紹介する予告篇動画はこちらからも➡https://youtu.be/xECz6xtqmh0

プロットの魅力を引き出す「文章の仕掛け」を学ぶ!
第一章 三人章の掟、一人称の罠

●講座名 【エンタメ小説のための文章読本】第一章 三人称の掟、一人称の罠
●収録時間 約64分
●料金 税別2400円(税込2640円) ※レジュメ資料(A4×6枚)は購入済みページよりダウンロード可能です。
●販売期間 販売終了日未定(※6連続講座ですが個別受講が可能です。2023年10月から毎月中旬に配信されます)

「分かりやすい文章」「伝わる表現」といった文章術指南は数々あれど、小説の文章表現の勘所を系統的に学ぶ機会は少ないものです。しかし、物語という虚構に読者を誘う小説にこそ、文章表現にさまざまな仕掛けをほどこす技術が求められます。講師は新人育成経験も豊富なベテラン編集者。解説と練習問題で理解を深めつつ、実践的に学び、「創作のための文章力」を鍛えましょう。

〇内容紹介
初回テーマは、創作的文章表現の最初の関所ともいうべき「人称と文章の関係」について。この問題をしっかり理解しておくべきなのは、ただ「視点のブレ」を未然に防ぐためだけではありません。作中の主人公と筆者の距離感を意識しておくことが、たくらみに満ちたエンタメ小説を書き上げる前提条件だからです。プロットの魅力を最大限に引き出せるかどうかは、まず物語る主体の位置取り次第です。
一般的に「主観的な表現には一人称、客観的に情報を伝えるなら三人称が向いている」といった解説がなされますが、果してそれは本当でしょうか。まずは、主語だけを「俺/彼」で置き換えた文章を比較し、それぞれの人称が醸し出す〝ニュアンスの違い″から考えてみましょう。その上で、一人称と三人称の特性を踏まえた効果的な使い分け、活用法を伝授。不利だとされる人称であっても、ひと工夫することにより読者に強い印象を残すことができます。さらには、万能だと勘違いされがちな「神視点」についても、そのデメリットをご説明し、限定的な用法もお伝えします。あなたがどんな小説を書きたいかによって、選択すべき人称は変わるもの。書きやすさで安易に選んではいけません。創作の第一歩は、まずはここからです。

〇各講紹介
第一章 三人称の掟、一人称の罠
第二章 地の文を磨くための6つのポイント(2023年11月配信予定)
第三章 いつも描写にたくらみを(同12月配信予定)
第四章 その会話文に仕掛けはあるか?
第五章 プロットを実現する文体を求めて 
第六章 実践「べからず」コレクション
※構成、視点と人称、人物造形、テーマの深め方などについて、論理的に理解するための【小説新人賞に挑む!全技法徹底分析】(全十二講を配信中)、古今東西の名作の数々を読み解きながら学ぶ【小説新人賞を獲る!超実戦アプローチ】(十二回分を配信中)も佐藤講師が担当しています。補完的な内容ですので、ご興味があればあわせてご視聴ください。
▼△「小説新人賞に挑む! 全技法徹底分析(全十二講)」プレイリスト➡https://bit.ly/3GQDlC2
▼△「小説新人賞を獲る! 超実戦アプローチ」(12回公開)プイリスト➡https://bit.ly/3w1Ia54

【参考書】 
2022年9月刊行の新書も講座のご参考となります。
長らく小説創作講座で講義・実作指導をしてきた経験が活かされた一冊です。
佐藤誠一郎 『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』 | 新潮社
(shinchosha.co.jp)

その他、ご利用に関してのご案内、
お問い合わせは下記より。