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新たな小説の「語り」のヒントを機能と効果から探ります。誰かに物語を届けるために、一番大切な指針として……。
●講座名 【編集者と学ぶ創作講座】小説は「語り」でもっと面白くなる!②名作から「語り」の勘所を学ぶ ●収録時間 約63分●料金 税別2400円(税込2640円) ※レジュメ資料(全6枚)は購入済みページよりダウンロード可能。●購入期限 2026年1月6日まで●視聴期限 2026年3月31日まで
〇【第2回】名作から「語り」の勘所を学ぶ(内容紹介)実践編となる本講では、「語り」の形式が近代小説に取り入れられてきた展開を踏まえ、現代の小説における「語り」の典型的スタイルを分析します。まずは押さえておくべき作法をパターンとして整理し、そのバリエーションと近年の潮流から、今後の創作に役立つヒントを探ります。そして、「語り」叙述の機能と効果も5つのポイントに絞って解説。なぜ、より面白い小説を書くために「語り」を活用すべきか、ご納得いただけるでしょう。「語り」は、すべての物語、創作の始源です。声を通してであれ、文字を介してであれ、言葉という道具を使って誰かに何かを伝えるときに決して忘れてはいけないことが、「語り」を意識することから浮かび上がってきます。小説創作の技術論としてだけでなく、その指針をお伝えするため、【編集者と学ぶ創作講座】の締めくくりのテーマに「語り」を取り上げました。最終回、語り文芸の名手である作家・北村薫さんとの対談と併せてどうぞ。
<レジュメの大見出し抜粋>敬体「です・ます」と常体「だ・である」/ 語ることの目的を考える/ 語られる「場」について考える/ 一人称語りの表現上の特性/近現代日本文学における「語り」を振り返る/「語り手」は今なお進化し続けている/『一刀斎夢録』から語りの効果を考える/ 語り文体は「可読性」の高さを保証する
〇各講紹介【第1回】現代は「語り」を求めている【第2回】名作から「語り」の勘所を学ぶ【特別対談イベント:50回記念の最終講義】 《作家×編集者の特別対談》語り文芸の名手・北村薫さんをお迎えして 小説の「語り」にお耳を拝借 https://x.gd/4kPoB ※ライブ配信となる対談イベントは約90分(予定)、詳細は個別ページを必ずご一読ください。※対談イベントのチケット販売はPeatix経由で、購入期間と見逃し配信の視聴期限も上記と異なります。
※構成、視点と人称、人物造形、テーマの深め方などについて、論理的に理解するための【小説新人賞に挑む!全技法徹底分析】(全十二講を配信中)、古今東西の名作の数々を読み解きながら学ぶ【小説新人賞を獲る!超実戦アプローチ】(十二回分を配信中)のほか、実践問題を交えた【エンタメ小説のための文章読本】(全六章)、プロットの行き詰まりを解決する【着想を活かすフレームワーク】講座(全5回)なども佐藤講師が担当しています。補完的な内容ですので、ご興味があればあわせてご視聴ください。
▼△「小説新人賞に挑む! 全技法徹底分析(全十二講)」プレイリストはこちら▼△https://x.gd/WywsO▼△「小説新人賞を獲る! 超実戦アプローチ」(12回公開)プレイリストはこちら▼△https://x.gd/AAhhz▼△「エンタメ小説のための文章読本」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/xECz6xtqmh0▼△「着想を活かすフレームワーク」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/KUD-lWyz1ws▼△「編集者が伝える作家の本音」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/xECz6xtqmh0▼△「古典に探る、創作のヒント」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/3Dl7w26uz14▼△「編集者と学ぶ「歴史・時代小説」のこれから」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/Wq7vXzSqypY▼△「今、そのアイデアを冒険小説に」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/wOBepmZ3zjU▼△「書く人のための“発禁”入門」講座の紹介動画(YouTube)▼△https://youtu.be/I6BLKCII7Hc
【講師プロフィール】1955年生まれ。編集者。新潮社出版部長、新潮文庫部長などを歴任。「新潮ミステリー倶楽部」他三つの叢書を手がけ、「日本推理サスペンス大賞」をはじめ五つの文学新人賞を立ち上げた。佐々木譲、髙村薫、宮部みゆき等の担当として作家に伴走するとともに、エンタメ文芸を中心に新書、ノンフィクションまで幅広いジャンルを手がける。長らく小説創作講座で添削を含めた指導に取り組んできた経験を活かし、2022年9月、『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』(新潮新書)を刊行。「新潮社 本の学校」でも小説技法や読解的なアプローチ、文章技術などのコースで多数の動画を配信中。2024年より「さきがけ文学賞」審査員。
【参考書】 2022年9月刊行の新書も講座のご参考となります。長らく小説創作講座で講義・実作指導をしてきた経験が活かされた一冊です。佐藤誠一郎 『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)
1955年生まれ。編集者。新潮社出版部長、新潮文庫部長などを歴任。「新潮ミステリー倶楽部」他三つの叢書を手がけるとともに、「日本推理サスペンス大賞」をはじめ五つの文学新人賞を立ち上げた。佐々木譲、髙村薫、宮部みゆき等の担当として作家に伴走するとともに、エンタメ文芸を中心に新書、ノンフィクションまで幅広いジャンルを手がける。長らく小説創作講座で添削を含めた指導に取り組んできた経験も活かし、2022年9月、『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』(新潮新書)を刊行。
※「本の学校」は (株)今井書店の登録商標です。「新潮社 本の学校」は、同社およびNPO本の学校の了解を得ています。 NPO本の学校は「知の地域づくり」をコンセプトに、市民の読書推進や図書館づくりの運動と、書店をはじめとした出版産業で働く人々の研修などを通して、本と出版の未来をより豊かにすることを目的に活動しています。
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